宮崎駿引退!でも短編は引退しない!?
開催中の第70回ヴェネチア国際映画祭にて、
現地時間9月1日に海外にも激震が走る発表がなされた。
宮崎駿監督が『風立ちぬ』を最後に引退する
スタジオジブリの代表取締役社長 星野康二氏からの発表だった。
スタジオジブリ最新作『風立ちぬ』は、第70回ヴェネチア国際映画祭の
コンペティション部門に出品されており、その公式記者会見での一幕だった。
『風立ちぬ』のヒロイン・菜穂子の声優 瀧本美織さんも同席の会見であったが、
瀧本美織さんは、この宮崎駿監督・引退発表の直前に知ったそう。
驚きながらも宮崎駿監督の意向に理解を示したという。
実は5回目の引退宣言!
日本のみならず世界でも話題になっている、宮崎駿監督の引退宣言。
しかしながら、実は過去に4回も引退発言・撤回を繰り返している。
・1986年「天空のラピュタ」
・1992年「紅の豚」
・1997年「もののけ姫」
・2004年の「ハウルの動く城」
これらのジブリ作品が公開された後に、観客動員数が芳しくない事や
体調不良を理由に「これで最後だ」という趣旨の発言をしてきたが、
今回こそ本当に宮崎監督は引退してしまうのだろうか。
宮崎駿監督引退の理由は?
今回の代表取締役社長・星野康二氏による『宮崎駿監督・引退』発表は、
要点のみを押さえたもので、その引退理由等には触れられていなかった。
また、報道陣からの質問も受け付けなかったため、
各方面では様々な憶測が飛び交っている。
・宮崎駿監督が引退を口にしたのは、これが初めてではない。
(今回も撤回という結果になるのでは。)
・宮崎駿監督の引退は、あくまで「長編」にかかるもので「短編」は続ける余地がある。
(星野康二社長の発表内容だけでは、「宮崎駿監督が全ての製作から身を引く」とは
断定しかねる。)
などなど。
いずれも、宮崎駿監督の引退を惜しむからこその希望的観測であろう。
とは言え、宮崎駿監督も御歳72歳。
そろそろ『後は若いもんに・・』と考えても不思議ではない。
宮崎駿監督の引退宣言の真相・理由は、
9月6日(金)に東京で行われる記者会見で明らかにされるものと思われる。
同会見では、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫氏と星野康二社長が同席の予定。
『風立ちぬ』の評価は?
最後の作品「遺作」となるやも知れぬ『風立ちぬ』。
公開から約1カ月が経過しているが、現在の観客動員数は640万人・興行収入80億円を突破。<
夏休み効果もあってか6週連続の首位を獲得している。
喫煙シーンが問題視されたりと賛否両論あるのは確かだが、
今もなおスタジオジブリ作品・宮崎駿作品が力を持っているのもまた確かである。
開催中の第70回ヴェネチア国際映画祭での、宮崎駿監督・引退発表後に行われた公式上映では、
涙ぐむ観客の姿も多くみられ、上映後には約5分間もスタンディングオーベーションが
沸き起こったという。
現時点では上映済みの作品の中でも評価が高く、
ヴェネチア国際映画祭での金獅子賞受賞への期待が高まっている。
第70回ヴェネチア国際映画祭・授賞式は9月7日(土)、現地時間19時からの予定。
まだオモロは『風立ちぬ』を見てないけど、ちょっと見てみよっかなぁ・・と思った!
この宮崎駿監督引退のニュースを聞いて、そう思った人も多いのでは??
まさか話題作り!?引退詐欺!?
って、世界のジブリ・宮崎駿監督がそんなチマチマした事するワケないかw
正直、『風の谷のナウシカ』すら見た事ないんだけど(笑)、
これだけ日本・世界で絶賛されてるなら、ちょっと見てみようかと思った次第。
宮崎駿監督が引退するにしろ、やっぱ心変わりして引退しないにしろ、
監督の思う通りにすればイイと思うー!おつかれさま!